2011/10/31(月)自殺する人間の心理についての自分なりのまとめ、そして強さとは何かを考えてみたという話。
2011/10/31 22:39
自分なりの解釈を行っているため、原文の本意を読み取れていない可能性も高い。気になる方は原文も読んで欲しい。
(原文: http://twilog.org/siva_yuri/date-111030/asc )
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たとえ話。
ここにふたつの壺がある。一方には、金貨か毒蛇が入っている。もう一方には銅貨しか入っていない。あなたならどちらを取るか。ここで銅貨を選ぶ場合の心理、危険無く確実に得られるなら銅貨を選ぶ、という心理が、死を前にしても働いたなら。その時人は死を選ぶ。つまり、不確実より確実な方を、わからない未来より確実な今の死を選ぶという心理。
しかし実のところ、ふたつの壺に水を注いで、蛇が出てこない方を選んでも良いし、両方かち割って蛇以外をかっさらっても良い。目の前に出された選択肢だけじゃ無く、他の道にも目を向けること。そういう思考の柔軟さが失われることが、自殺への第一歩となる。
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感想もしくは蛇足。
思考停止が死を招く。この部分と、最近考えている、求めることに満足する人間が最強だ、ということを繋げてみたい。
例えば。
死ぬまでにやっておきたい10のこと。これを数え上げたとしよう。数え上げた10のことに対してどう構えるのか。それがその人間の強さになる。
強い人間はどう考えるだろうか。
20も30もやりたいことがある場合。まだこれほどあるのだということを喜ぶ。
全てを終えて、やりたいことが無い場合。満たされている事を喜ぶ。
やり終えずに死ぬ場合。最後まで惑うこと無く導かれたことを喜ぶ。
不満に沈むことなく、満足に留まることなく、歩き続ける意志。生を捨てず、死を恐れず、歩き続ける意志。
そういう人間が、とても強い。